皆さん、こんにちは。
マッサージセラピーインスティテュート事務局です。
今回は、当校の学長である國分利江子先生が、雑誌「セラピスト」で2020年6月号に掲載された記事をご紹介します!
國分先生は、業界で由緒あるセラピスト誌に10年以上も前から長年にわたり執筆をされてきました。
この2020年6月号から始めた連載は、
「 “筋解剖学” レッスン 」
というオイルマッサージをただ流すように行うのではなく、筋肉や骨格を学んで的確にアプローチする技術・知識を学ぶことで、より施術効果を出せるようになってほしいという企画です。
では、早速「6月号」の記事をご紹介します!
👇タップするとPDFで読めます
雑誌「セラピスト」2020年6月号よりPICK UP
つまりオイルマッサージの施術は、直に肌に触れられる心地よさやエッセンシャルオイルの香りの効果だけでなく、
「雑誌セラピスト2020年6月号」P.41
筋解剖学をしっかりと併用した時にさらに深い効果が得られます。
そして、この場合の筋解剖学の知識とは、単純に筋肉の名前を知っているレベルではありません。
①クライアントの症状や主訴を筋解剖学によって明らかにできる
②施術すべき筋肉を手で見つけ出すことができる
③その筋肉の緊張を確実に緩めることができる
この3点によって、クライアントにとって
「説得力のある施術」
「効果を実感できる施術」
「その場限りではなく効果が継続する施術」
を提供できるうようになります。
筋肉に沿って施術を組み立てる!(SOAPプラン)
Case Study1 肩凝りが解消し、コンプレックスだった声まで改善!
[主訴]
慢性的な肩凝りに悩んでいる。
[状況把握]
①腰のカーブがなく猫背になっている。
②頭部が前に倒れないように、肩を強く前に突き出し、頭頸部を伸展させてバランスを取っている(イラスト1)。
③この姿勢を保つために頸部の前面に緊張が強くみられる。
これら3点が首と肩凝りの原因であると考えられる。
[筋解剖学から分かること]
・大腰筋の筋収縮による腰部屈曲
・胸部・頸部の伸展
・肩関節の内旋
・小胸筋、大胸筋停止部、胸鎖乳突筋、斜角筋、上部僧帽筋など、首周り前面に強烈な筋緊張が見られる(イラスト2)
これらの細かい筋肉で筋硬結が一層強く出ている。
より詳しい見立てや 施術方法については、冒頭にある見開き記事の図をタップして、全文を読んでみてください。
「雑誌セラピスト2020年6月号」(BABジャパン)掲載
👇こちらの号のご購入はこちらから
https://www.therapylife.jp/therapist-202006/
國分先生の新連載
“筋解剖学”レッスン
第1回「解剖生理学と異なる“筋解剖学”の施術とは?」
どれだけ筋肉や骨格について学んでも、施術効果が上がらない――。こうした悩みを抱えるセラピストのために、マッサージセラピスト・國分利江子さんが、今号より「筋解剖学レッスン」をスタートします。
私たち、MTI( Massage Therapy Institute )は、日本初の世界最高峰のマッサージ大学のカリキュラムをギュッと凝縮したオイルマッサージ・スクールです。
筋解剖学の知識を技術に落とし込んだオーダーメイド施術ノウハウを学び、
世界水準の ”本格派セラピスト” を目指したい方は是非一度お話を聞きにいらしてください。