「ヘルスプロフェッショナル」としての領域
(=セラピストとして専門性を高める)

1: メディカル (クリニカル) 領域のオイルマッサージ:
病理学によって、健康な身体と病気の身体の違いを理解し、医師による病気治療や薬の副作用について理解する。クライアントの過去の病歴を把握しながら、オイ ルマッサージで何ができるのかを探り、リラクゼーションの範囲でできる最大限の施術を行う。この施術は、日本における、従来のリラクゼーションのオイルマッ サージとは決定的に異なるレベルの施術の領域。
2: リハビリテーション (機能回復):
事故や怪我の治療後などに、筋骨格系のの機能を回復するための施術。リハビリ科の医師や理学療法士との連携も考えられる。
3: スポーツマッサージ (パフォーマンスの向上):
マラソン、ゴルフ、テニス、野球、サッカー等のスポーツ後に筋肉の緊張をといて疲労回復するためのアフター施術と、スポーツ前に筋肉を刺激し集中力を高める プレ施術。また、小学生~高校生の子供達が部活などで運動する時期に起こりがちな「成長痛」への対応で、子供達の身体を守ることができる。
4:シルバー世代のケア:
高齢化が進む中で、様々な病歴や怪我などの履歴を持つクライアントの状況を把握して、そこからの改善も行い、人生の最後の時期をいつまでも健康に暮らせるよ うにサポートするための施術。
5:妊娠/ 出産/ 子育て:
子供をも籠もった女性の身体は大きく変化します。またこの新しい体験やホルモンのバランスによって、普段とは違った状態になり、オイルで直接肌に触れる施術 は大きな効果的を持ちます。コロナの不安と合わせて産後うつが増えており、それを防ぐためにも、女性の心身を理解した専門的な施術が求められます。
6:心理系/ メンタルケア:
心が不安定になり、プチ鬱、コロナ鬱などの症状が増えています。子供や女性の自殺率の高さを防ぐためにも、自律神経のバランスをとり戻し心身が安らかで健やかな状態にする ために優しいタッチの施術が効果的。心理的に弱っている型だけではなく、人生のどんな時期にも、健やかに暮らせるためのサポート的ケア。