2026.04.03

【オイルマッサージの歴史 1 】Why なぜ、今、マッサージセラピーなのか?

こんにちは。MTI(マッサージセラピー・インスティテュート)学長の國分利江子です。

今回は、「なぜ、今、マッサージセラピーなのか?」というテーマでお話しします。
マッサージセラピーという言葉になじみのない方にも、その魅力と専門性をお伝えできればと思います。また、私自身がマッサージセラピーの道を選んだきっかけについても、4つのひらめきをもとにお話しします。

ぜひ動画も併せてご覧ください。

マッサージセラピーとは何か?

「マッサージセラピー」という言葉を、初めてお聞きになる方も多いかもしれません。日本においてオイルマッサージに関連するセラピーは、大きく2種類あります。それが「アロマセラピー」と「マッサージセラピー」です。

アロマセラピーは、ハーブやアロマの効能によって結果を出すセラピーです。精油を嗅いだり、飲んだりするほかに、アロマオイルを皮膚から吸収させることを目的としたソフトタッチのオイルマッサージが取り入れられています。

一方、マッサージセラピーは、オイルマッサージそのものの技術によって結果を出すセラピーです。英語の Massage Therapy を日本語に訳すと「オイルマッサージ療法」という言葉が当てはまります。ただし、オイルマッサージをしているからといって、すべてがオイルマッサージ療法ではありません。この違いを理解することが、専門性を高める第一歩となります。

アロマセラピーとマッサージセラピーの違い

日本では、アロマセラピーのオイルマッサージが指圧と混ぜ合わされるなど、本来の方向性とは異なる形で広まっているケースも見られます。こうした状況が、セラピストの専門性をわかりにくくしている一因ともなっています。

アロマセラピーはもちろん素晴らしいセラピーです。私自身も植物の香りが大好きで、個人的にも心から楽しんでいます。しかし、職業としてオイルマッサージそのものの技術で結果を出したい、専門性を高めたいと思ったとき、私はマッサージセラピーというもう一つの分野の存在を初めて知りました。そして日本人として初めてのマッサージセラピストとして帰国し、今こうして皆さんにその世界をお伝えしています。

マッサージセラピーを志した4つのひらめき

セラピストを目指したとき、「どんなセラピストになるか」は、最初の大きな疑問でした。日本では、国家資格であるあんま指圧マッサージ師か、リラクゼーション・癒し系のセラピスト(エステティシャン、アロマセラピストなど)か、大きく2つの方向性がありました。

その中で、私は次の4つのひらめきによって、マッサージセラピーの道へと進みました。

ひらめき① 肌に直接触れるオイルマッサージを提供したい

着衣のままの指圧や整体ではなく、肌に直接触れながら、本当に気持ちよく身体に効くオイルマッサージを提供したい——これが最初のひらめきでした。

ひらめき② 心身の健康のプロとして関わりたい

当時のエステティックは、機械や外部からのアプローチで外見を整えることが主流でした。しかし私が目指したのは、心と身体が健康になることによって、自然に生まれる美しさを追求すること。美容よりも、心身の健康のプロとしてオイルマッサージに関わる方向性を求めました。

ひらめき③ しっかりボディワークとして身体に効くオイルマッサージを提供したい

アロマセラピーのマッサージは、精油を皮膚から吸収させるための施術であることを学び、私が目指すものとは異なると気づきました。指圧や整体のように、ボディワークとして身体にしっかり効くオイルマッサージを提供できる人になりたいと強く感じました。

ひらめき④ ホリスティック医学の専門分野の中でプロになりたい

当時、ちょうど「ホリスティック医学」という言葉が生まれた時代でした。単なる癒しではなく、確実性のある専門性を持った分野の中でオイルマッサージのプロになれる道はないか——そう思い、インターネットもなかった時代に、書籍を読み、各所を訪問し、電話で情報収集を重ねました。こうした4つのひらめきが重なる中で、進むべき大きな方向性が見えてきました。

まとめ

日本のオイルマッサージには「アロマセラピー」と「マッサージセラピー(オイルマッサージ療法)」という2つの分野があります。
アロマセラピーは精油の効能を活かすセラピーであり、マッサージセラピーはオイルマッサージの技術そのもので結果を出す専門的なセラピーです。
日本国内でこれらの専門性の違いが曖昧になっているケースがあり、セラピストとして明確な専門性を持つことが重要です。

マッサージセラピーの道を選ぶにあたり、私自身は「肌に触れるオイルマッサージへの思い」「心身の健康への関心」「ボディワークとしての技術力」「ホリスティック医学との接続」という4つのひらめきがありました。
これらのひらめきが重なったとき、マッサージセラピーこそが自分の求める専門性であることを確信しました。

次回は、「HOW? どうやってマッサージセラピーを学ぶのか?」についてお話しします。どうぞお楽しみに。


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