2025.03.07

僧帽筋を徹底的に緩める!首の付け根や肩甲骨がゴリゴリする人への極上オイルマッサージテクニック

はじめに – 僧帽筋の重要性

こんにちは。MTI(マッサージセラピー・インスティテュート)学長の國分利江子です。この記事では、僧帽筋の施術について詳しくご紹介します。

僧帽筋は多くの方がよく知っている筋肉で、ほとんどの人が緊張を抱えています。特に肩が上がっていたり、巻き肩の方、常に肩を回して不快感を解消しようとしている方にとって、僧帽筋の施術は非常に効果的です。

ぜひ動画も併せてご覧ください。

僧帽筋オイルマッサージテクニック

僧帽筋の解剖学 – 構造と機能を理解する

起始部と停止部

僧帽筋の起始部は項骨の上項線中部から始まり、頸椎の棘突起の靭帯、そして胸椎12番目までの棘突起に至ります。

停止部は鎖骨の外側1/3から肩甲骨の肩峰、さらに肩甲棘の内側縁まで広がっています。

3つの部位と機能

僧帽筋は、筋肉線維の走行方向によって次の3つに分けられます:

  • 上部線維
  • 中部線維
  • 下部線維

これらの線維が全て起始部の方向に収縮すると、肩甲骨が脊椎に引き寄せられる「内転」という動きが起こります。特に上部線維が緊張すると肩の挙上が起こり、また上部線維は背中心から体の前方に付着しているため、肩が丸まる姿勢の原因にもなります。

さらに、上部線維と下部線維が同時に緊張すると、肩甲骨の外側が上に引き上げられ、「上方回旋」という関節の動きが生じます。

効果的な施術テクニック

基本のエフルラージュ

まずは手の平全体を使ったエフルラージュから始めましょう。僧帽筋だけでなく周辺の筋肉も含めて全体的に圧をかけていきます。

拳を使った深部へのアプローチ

脊椎と肩甲骨の間に拳を沈ませてエフルラージュを行うと、僧帽筋の緊張を全体的に緩めるのに非常に効果的です。

ポイント: この時、拳や腕に力が入りすぎないよう注意しましょう。力みがあると不快な圧になるだけでなく、セラピスト自身の体も痛めやすくなります。ボディメカニクスが非常に重要です。

適切なボディメカニクスで軽く圧を沈めると、僧帽筋だけでなくその下の筋肉まで深く心地よい圧が伝わり、筋肉の緊張が緩んで姿勢改善や症状の改善につながります。

ピンポイント施術とストリッピングテクニック

付着部へのピンポイント施術

棘突起の付着部に対してピンポイントに圧を入れることも重要です。特に肩甲骨の内側縁に緊張がある場合、脊椎から内側縁に向けてしっかりとエフルラージュすると効果的です。

ストリッピングテクニック

筋肉は全体だけでなく、それぞれの筋肉線維ごとに緊張が生じます。指でしっかりと付着部を捉え、圧をかけていくと、緊張している場所が特定できます。その箇所に集中して短めのストロークで圧を加えたり、筋肉線維の走行方向に沿って圧を入れると効果的です。

さらに、筋肉線維に対して90度ほどの角度をつけて施術すると、また違った効果が得られます。一つの方法だけでなく、異なるストロークを組み合わせることで相乗効果を生み出し、改善が早まります。

鎖骨周辺の施術 – 効果的な秘訣

鎖骨の外側1/3の部分は特に緊張が多いにもかかわらず、鎖骨は脆い骨の一つで施術しにくい部位です。ここには特別なテクニックを使いましょう。

極秘テクニック

三指を一緒に使い、僧帽筋の上部線維の端に引っ掛けます。片指だけでは弱いので両手を重ねて圧をかけますが、絶対に指に力を入れず、体重移動で圧をかけることがポイントです。このシンプルなテクニックは非常に効果的ですが、確実な基本技術があってこそ価値が生まれます。

指を使った肩甲骨周辺のワーク

肩甲骨から指を使って骨の際からゆっくりと滑り落ちるような感覚で施術します。指を長く使いすぎると力みが入りやすく指を痛める原因になるので、約3mm程度の短い動きで圧を入れて移動させることで、異次元の心地よさと筋肉の緊張が隅々まで緩んでいきます。

MTIでのマッサージセラピー教育

私が学長を務めるMTI(マッサージセラピーインスティテュート)では、私がアメリカニューヨークの大学で学んだマッサージセラピーを教えています。これは運動療法から発展した、機能改善を目的としたアメリカ発のオイルマッサージです。

このスクールでは、不調の原因を理解し、一人ひとりのクライアントに合わせた質の高い施術を提供したいと考える方々が学んでいます。

まとめ

シンプルなテクニックこそ、確実な基本技術が必要です。ボディメカニクス、パルペーション(触診)の技術、解剖学の知識が一体となってこそ、効果的な施術が可能になります。

質の高い施術を提供したい方は、ぜひこれらの技術を習得してみてください。きっとクライアントの満足度も上がり、あなた自身のセラピストとしての価値も高まるでしょう。

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次回の記事でまたお会いしましょう!