2023.06.13

國分利江子筆「初めてマッサージセラピーに出逢った時」

マッサージセラピー・インスティテュート(MTI)の学長、國分利江子です。

今日は私の気持ちをみなさまへ伝えたいと思いました。

 

筋解剖学に基づくマッサージセラピーの深い密着力と
柔らかさのあるハンドマッサージを受けた方の多くが、

「凄い!こんな施術をしたい!」
「MTI で筋解剖学を学んで、目の前のクライアントの主訴の理由がわかるようになりたい!」
「的確な施術ができるようになりたいです!」

というみなさまのお話を伺って、私も、
はるばるNYまで行って、初めてマッサージセラピーに出逢った時の感動を思い出しました。


もう20年以上前になりますが・・・

当時も、日本では、誰もが、ツルツル撫でるだけの、手順の決まったマニュアル式の施術を行なっていました。

それに疑問を感じて、
「もっと本物の、もっと専門的な施術ができるようになりたい!」という一心で、
ヨーロッパやアメリカ各地を探し続けました。

そして、最後にようやく、NYでそれを見つけた時には「え〜! 大学なの?!」と、腰が引けました。

 

もう少し手軽に学べるスクールがあると思っていたし、
自分の英語力では無理だし、費用も予想を遥かに越えていたからです。

 

「どうしよう・・・・・」

不安で迷いそうになった時。
何故、こんなに遠くまで「本物のマッサージ」を求めて旅をしてきたのかを思い出しました。

 

「この情熱を諦めてしまったら、一生後悔する」
それだけは、直感的にわかったんです。

「いつか・・・なんて、やって来ない。今、なんだ!」って。

 

そこで。
その大学の試験を受けるために必要な語学力(TOEFL)の点数を調べ、
授業料と必要な生活費を計算して、入学への計画を立てました。

まずは、語学学校へ通いながらバイトをして学費を稼ぐ。
そして語学学校を終了して、TOEFLで合格点を取って、ようやく大学の入学試験を受けられるようになった頃には入学費用も出来ていました。
アメリカ留学でバイトをしながら授業に通うのはとても大変でしたが、私は、やっと自分の夢へ向かって勉強できる毎日が楽しくてしょうがありませんでした。

今でも、懐かしくあの頃を思い出します。

 

マッサージセラピスト「 0年生」の私。
キャリアもまだ始まっていなかったけれど、将来への夢が私を導いてくれました。

「諦めなくて良かった!」
今でも、心から、そう思います。

 

大変なことや、諦める理由は山のようにあったからです。
特に、突然に起きた9/11の混乱の中で、スクールを休まずに勉強を続けるのは容易ではありませんでした。
中東系ではないけれどアジア人なので、人種差別による暴力も懸念された時期もありました。
多くの留学生が危険を感じて、自国へ引き上げていきました。

 

でも、私は、その時に諦めたら、もう、チャンスはやって来ない・・・
それだけはわかっていたので、石にかじりつく様な気持ちでやり遂げたのでした。

そして、今・・・諦めなかった自分に、心から「ありがとう」と叫びたい!


みなさまにも、その気持ちを伝えたくて、サッカーの本田圭佑選手からのメッセージを贈ります。

【 本田圭佑選手からのメッセージ 】
https://www.youtube.com/watch?v=dCTFQ2u8jWc

・自分に打ち勝つと、次に何かやる時の自信になる。
・僕は意外とコンプレックスが強いんです。
・自分の中にある強い部分と弱い部分。
・強さとは、自分に打ち勝てるかどうか。
・敵は自分だけ。

・みんな、自分の限界を決めてしまって挑戦することをやめてしまう。だから夢が叶わない。
・頑張るということは、自分で決められる。

 

みなさまの夢を実現するために、今日、一歩、前に進んでください。

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